恋愛相談を持ちかけてくる女性の本音を知ろう
俺は自分が悪いとは思っていない。相手の女が悪いんだと今でも思っている。「恋愛相談を持ちかけてくる女性は、実はあなたに興味がある」そんな法則を恋愛特集の記事で見かけた。「プライベートな情報をあなたに打ち明けることによって、親密になりたがっているのだ。そして、恋愛相談は定期的にあなたと二人きりになれる機会を設けてくれる。好きなあなたに優しいアドバイスをしてもらいたい。日常の中で少しでも私のことを考えてもらいたい、そういう心理なのだ」こんなことが書かれていた。これには幾分納得させられた。しかし、少しズルい気はするのだ。「本当はあなたのことが好きなの。でも、わざと別の男性のことで悩んでいるふりをするの」そのストレートじゃないあたりが理解できなかった。でも、こうも考えられる。「私のことが気になり始めたら、あなたはこう思うでしょう。なぜ、目の前に俺という男がいながら、君はほかの男の話をするのだ!」そう、好きな男に嫉妬してもらおうという魂胆もあるんだろうな。本当、女っていうのはズル賢い。「ちょっと相談があるんだけど」実際にそう言われたときは俺も嬉しかった。まさか現実に起こるなんて思わなかったからな。しかも、相手は俺が前から好きな女だった。その女のほうから例の恋愛相談を持ちかけてきたのだった。「実はさ、今すごく好きな人がいてさ」彼女は台本があるかのようにスラスラ話始めた。もう初っぱなから、俺の嫉妬心はMAX。誰だよ、その男って、と心の中で思っていた。「今日は話を聞いてくれてありがとう、じゃあね」そう言って女は去っていった。俺はアドバイスっていうアドバイスは全くしていない。まぁ、彼女がスッキリしたならいいだろう。しかし、そのあと、彼女からの恋愛相談がまったくないのだ。俺は仕方なく自分からアプローチした。「なぁ、この前のことどうなった?」「あぁ、ありがとうね」それですれ違っておしまい。あとから、女の知り合いから聞いて驚いたよ。「あー、それね。あんたがしつこいから好きな人がいるっていう雰囲気をアピールしたかったみたいだよ。だから、変な風に受け取らないでね」。女ってズル賢いんじゃなくて、シンプルにとても賢いんだなって感心しちゃったよ。